整体日記

日別アーカイブ: 2014年3月6日

血は赤い色なのに血管が青く見えるのはナゼ?

以下の文章はNPO法人THSのシェアブログです。

今回は志木クラニオ・カイロプラクティック整体院の勝畑先生の文責です。

 

血管・~1

一般的に血といえば鮮やかな赤い色を思い浮かべます。

 

血の赤い色は鉄を成分としているから、というのは知られている ことです。

もちろんイカやタコなど銅を主成分としている生物の血 は青黒い色となります。

 

さて、我々がよく見る肌の表面の血管というのは比較的外側に ある静脈がほとんどです。

静脈の役割は細胞から排出されていらなくなった物(例えば二酸 化炭素など)を運搬することであるため、かなり濁っています。

 

ヒトが色を識別するためには光が必要です。

皮膚も例外ではありません。

 

肌から反射された光を我々は肌色と認識しています。

肌の最表面の角質層で反射される光は白色、毛細血管から 反射される光は赤色として認識されます。

しかし、静脈がある部分では赤や緑の光が濁って暗い静脈に 吸収されてしまい反射されてこないのです。

ただし波長が短い青色は静脈に到達する前の皮膚上で反射され てしまいます。

 

この反射されてしまう「青色」を我々は認識するのです。

故に血管=静脈が青く見えてしまうということです。

 

文章作成者 志木クラニオ・カイロプラクティック整体院 勝畑 学

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