24日の日曜日に、福島県いわき市で被災地復興支援ボランティアを開催してきました。回を重ねて14回目となります。
今回もNPCバレエスクールの八木沼剛先生に協力していただき、午前中はバレエスクールの生徒さんや保護者の方、午後からは作町一丁目にある楢葉町の仮設住宅で行いました。
参加した施術者は4名。
毎回忙しい時間を割いて参加してくださる事に感謝です。
バレエスクールの生徒さんは小学生の男の子もいたのですが、これがスゴいくすぐったがり屋で、ちょっと触っただけで身をよじらせて笑い出してしまいます。これには私も思わず笑ってしまいました。
中には総合格闘技をやっているお父さんもいて、体がゴツくてすごかったです。
あの体で殴られたり締められたりしたら、身動きひとつ出来ずにギブアップでしょう。
そんな事もありながら、バレエスクールでは14名の方に施術しました。
お昼ごはんは剛先生オススメのインドネパール料理屋さんへ。
本格的なインドカレーとナンは非常に美味しく、午後からの施術への活力となりました。
そして作町一丁目仮設住宅へ移動。
わずか2時間という時間でしたが、10名の方に施術する事が出来ました。
高齢の方がほとんどでしたが、「どこが疲れてますか?」とお聞きすると、
「全部だあ。」と答える方がほとんどでした(笑)
私が担当した方も肩や背中がバキバキに固く凝り固まっていて、これじゃ辛いよなあと思いながら施術しました。
いろんなお話を伺いましたが、楢葉町は昨年避難指示が解除されたのですが、実際に戻っている方はまだまだ少ないそうです。
イオンなどが近くに出来たそうで、生活に必要なものは揃うようになってはいるのですが、いわき市での生活が確立されている人が多い事も理由のひとつかもしれません。
空室が思ったよりもたくさんあったのも、復興公営住宅などに引っ越しをされているのかもしれないですね。
最初に来た時よりも、問題が変わってきているのかなと実感しながら、いわき市を後にしました。
今回も快く受け入れてくれた作町一丁目仮設住宅の自治会長様、ベース基地となっているNPCバレエスクールの八木沼剛先生の全面的なご協力がなければ、私達も活動が出来ません。いつも本当にありがとうございます。
そして施術ベッドを無料で貸出していただいている江崎器械㈱様。
御社のご協力がなければ、フットワークが重くなり活動にも支障が出てしまいます。
こちらの要望に全面的に応えていただきまして、本当に感謝です。
熊本でも大きな地震がありました。
「先生、熊本には行かないんですか?」という言葉をいただいたりもします。
しかし、まだ私達の出番は先になるでしょう。
いろんな状況、タイミングが合えば伺う事もあるかもしれません。
これからも『わたしたちに、できること』をテーマに、福島に通い続けたいと思います。